環境への取り組み

私たちのゼロエミッション

20世紀は、「大量生産・大量消費・大量廃棄」の経済活動が主流となり、
社会全体で廃棄物が増え続けた時代でした。

そして21世紀――。
これからの時代は、限りある天然資源を大切に使い、
廃棄物を有効に再利用・再資源化することで、
環境への負荷をできる限り減らしていくことが求められています。

私たち建設業における“ゼロエミッション”とは、
現場から生まれる廃棄物を限りなくゼロに近づけること。
中でも、発生量の多いコンクリートや鉄筋などは、
徹底した分別解体を行い、リサイクル率の向上に努めています。

建物の解体は「終わり」ではなく、「再生」への第一歩。
私たちの仕事は、構造物を解きほぐし、
資源として再び自然と社会へ還していくことです。

中谷組は、循環型社会の形成に貢献し、
環境負荷の低減を目指して、ゼロエミッションへの取り組みを続けてまいります。

SDGs宣言

中谷組は、「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、
積極的な取り組みを通じて、経済成長や環境保全に貢献してまいります。

地域に支持される会社づくり

  • 09
  • 11

・建設工事に限らず、地元地域の悩み事へ対応し必要と
 される会社を目指します。
・地元人材を雇用し地元の活性化に貢献していきます。

環境問題に配慮した活動

  • 07
  • 13
  • 15

・無駄のない発注による廃棄物の削減を行っております。
・営業車両へのハイブリット車導入や環境対応機種の
 重機導入により環境問題を意識した活動を行っております。

会社全体の技術力向上

  • 03
  • 04

・資格取得制度等により人材育成に力を入れ、
 従業員の能力向上と成長を支援します。
・健康管理等行い、従業員がいきいきと
 働き続けられる環境を整備します。

地域貢献・社会貢献

  • 11
  • 17

・県や企業と連携し、建設を通じて和歌山県を
 豊にしていきます。
・地域行事への参加を行い、地元企業とのパートナーシップを
 深耕していきます。

脱炭素社会への取り組み

脱炭素社会への取り組み

・アイドリングストップの徹底
・低燃費ハイブリッド車の導入(営業車両)
・環境対応型重機の導入と稼働効率の向上
・自社所有地での資材の再活用と運搬最適化によるCO₂削減

上記の取り組みを通じて、建設業における
カーボンフットプリントの削減に貢献しています。

再利用までの流れ

解体現場から生まれる資源

解体現場から生まれる資源

解体現場では、建材やコンクリートなどさまざまな資源が発生します。

主な発生箇所:
・鉄筋コンクリート建物(RC造)の解体現場
・アスファルトコンクリート駐車場の表層部分
・木造住宅のコンクリート基礎部分
・水路・擁壁・側溝などのコンクリート構造物の撤去工事

粉砕・再資源化

自動式粉砕機を用いて、再利用可能な大きさに粉砕します。
再生資材は自社工事や他現場で再利用し、「ごみゼロ」を目指した循環を実現しています。

粉砕・再資源化

木造建物の再利用

木造建物の再利用

「もったいない」から始めよう。

住宅の建替えなどで解体される木造家屋にも、まだ生かせる資源があります。
私たちはお客様からお預かりした大切な資源を、次のかたちへとつなげます。

再利用の例:
柱材 → 仮設土留材へ再使用
壁・屋根・床下地材 → 丁張り材へ再使用
基礎コンクリート → 再生砕石として再利用
瓦材 → 保水性の高い砂利敷きとして再利用

人の手による分別解体を徹底し、丁寧な作業で資源を守ります。

他にもあらゆる建物に対応

他にもあらゆる建物に対応

RC造・S造・SRC造など、鉄筋・鉄骨建築から木造住宅、 物置・工場・ビル・マンションまで、幅広く対応可能です。

中谷組は、法令遵守と安全管理を徹底しながら、
環境と地域社会に優しい「循環型解体工事」を推進しています。